月と太陽

コンコン…とノックをすれば

「…お母さん、帰ったの?」

と、光守が扉の向こうから声を出したため

「…光守、私…影守だよ」

と声を出せば

「…何の用?」

と、警戒心を持った声で返された。

「話があるの。ここ開けて」

私がそう言えば

「…私はもう影守に用はない。
それにもう私は影守の妹じゃないって
この前言ったでしょ」

「…」

「…私ともうこれ以上関わらないで」

光守の言葉に少なからず傷付く心はある。

でも、もう逃げない。

私は何度でも光守と立ち向かうと決めたんだ。