月と太陽



終業式が終わり、私は図書室に向かった。

いつものように本を借りようと
興味のある恋愛小説のコーナーに
行こうとすれば

…その途中でふと
保健の本と病気についての本が置いてある
コーナーに目が止まった。

…この本達の中には、同性愛の事についても
何か書いてあるのだろうか。

何か、為になる事が書いてないだろうか。

…私は何となく自然に
その本を手に取ってページを捲っていると

「北条さんって
そういう本にも興味があるのね?」

横から誰かに突然声を掛けられ
びっくりして本を落とした。