月と太陽

「…流星、光守は、大丈夫なの?
ここに呼び出されたとか聞いたけど…」

「…実は光守、俺達より前にここに来てた」

「えっ?」

光守が…ここに来てた…?

「でも凄く顔が真っ青で
俺達が話し掛けたら泣きそうになってた。
影守を助けたい一心でここに来たらしくて
何とか体調の悪い状態でも入ろうとしてたから、歩夢には光守を任せたんだよ」

「…光守、大丈夫なの?」

「歩夢が家に送り届けてくれたし
影守は無事だって連絡もしてくれてる。
でも光守は…きっと自分のせいだって責めてるだろうから…影守が大丈夫なら、家に帰ってから光守とちゃんと話した方がいい」

「…」

「気持ち、ちゃんとぶつけろよ。
影守がどれだけ光守を想ってるか」

「…うん」

私が頷けば流星は
私の身体を下ろし、優しく頭を撫でた。