「…光守は、女の子が好きって事?」
"心が男"という事は…
光守は同性愛者という事なの…?
「…うん、そう。私、恋愛対象は女の子だよ」
光守はさっきまでの動揺が嘘のように
冷静に言葉を返した。
「私、物心付いた時から…
具体的には幼稚園の時からかな?
男の子はあくまで友達としか見れなくて
好きになるのは女の子ばっかだった」
「…」
「こんなスカートも本当は着たくなかった。
中学生になってから制服になって
セーラー服を着るのが何より苦痛だった。
でも皆可愛いって褒めてくれるし…
同性愛者だって公表して周りの人から
自分も家族も変な目で見られるのは嫌だった」
「…」
「それに、もしかしたら時間が経てば
女の子としての感情を取り戻せるかもって
ずっと馬鹿みたいに信じてた。
今は心と身体が一致しないけど、
治るんじゃないかって」
「…」
「…でも、思春期になってから
余計に恋愛の事とか色々考えさせられた。
更衣室で着替える時も、
クラスの女の子の着替えを見る度
ドキドキして興奮しちゃってた。
確実にそれは男の心でエッチな目で見てた」
「…」
「…私の心は男の子だから、
余計に性欲だって強いのかなって
その時やっぱりって思ったの」
"心が男"という事は…
光守は同性愛者という事なの…?
「…うん、そう。私、恋愛対象は女の子だよ」
光守はさっきまでの動揺が嘘のように
冷静に言葉を返した。
「私、物心付いた時から…
具体的には幼稚園の時からかな?
男の子はあくまで友達としか見れなくて
好きになるのは女の子ばっかだった」
「…」
「こんなスカートも本当は着たくなかった。
中学生になってから制服になって
セーラー服を着るのが何より苦痛だった。
でも皆可愛いって褒めてくれるし…
同性愛者だって公表して周りの人から
自分も家族も変な目で見られるのは嫌だった」
「…」
「それに、もしかしたら時間が経てば
女の子としての感情を取り戻せるかもって
ずっと馬鹿みたいに信じてた。
今は心と身体が一致しないけど、
治るんじゃないかって」
「…」
「…でも、思春期になってから
余計に恋愛の事とか色々考えさせられた。
更衣室で着替える時も、
クラスの女の子の着替えを見る度
ドキドキして興奮しちゃってた。
確実にそれは男の心でエッチな目で見てた」
「…」
「…私の心は男の子だから、
余計に性欲だって強いのかなって
その時やっぱりって思ったの」



