月と太陽

「り、流星…」

流星は乱れた私の制服と
拘束された手足を見て
青ざめた顔をし、

「影守、何された…」

と、怒りでなのか震えた声で聞いてきた。

「…何も、されてないよ…」

…本当に、何もされてはいない。
ただ、制服を乱されただけ…

「…私は、大丈夫だから、」

私がそう言えば

「…大丈夫な訳ないだろ!!」

流星は初めて私に大声を出し
手足の縄をほどくと、
起き上がらせて強く抱き締めた。