月と太陽

…違和感?

「…光守っていつも甘い香水付けてたから。
抱き締めようと近付く度にその甘い香水の匂いがしたし…でも君からは香水の匂いはしなかった」

「…」

「…勿論、それだけじゃ光守じゃないなんて
断定出来ない。俺がおかしいと思ったのは
君と最初に会ったあの日、俺が抱き締めても
抵抗されなかった事だよ。
光守は…俺が抱き締めようとすれば
柔らかく断ってたし触れられると分かれば
顔色もどこか悪そうにしてた。
…俺は光守を抱き締められた事なんかはっきり言って1度もないのに、あんなにあっさり抱き締められて、しかもどこか切なそうにしてる君の表情が…光守だとは思えなかった」

「…」

「…カラオケのあの日、初めて光守の身体に触れたよ。凄く可愛くて女の子らしい柔らかい身体に…理性が利かなかった。でも光守に凄く抵抗されて…後々凄く後悔したのはホント。
俺は…光守の事が好きすぎて
頭から離れないんだよ」