月と太陽

「んんっ、」

突然の事にびっくりし
最初は抵抗しようと身体を動かしたが

強い力で押さえられ、
鼻と口を塞ぐハンカチから
何か薬品のような匂いを嗅がされ
そのまま眠るように意識を失った。


「光守」

意識を失う直前そう呼ばれ

「君がいけないんだよ」

そう、男の声で言われた気がした。