月と太陽

私もぎゅっと抱き締め返し

「…確かに先輩が私の意思をすんなり受け入れてくれるとは思わないけど…やっぱりちゃんと終わらせないと光守も、先輩も不幸だよ
その事さえ終われば、きっと光守も少しは前に進めると思う。少しずつ、光守がまた笑顔になれれば私はそれが幸せだから」

流星にそう言えば抱き締めたまま
片手で私の頭を優しく撫で

「…影守からそんなに想われて
ホント、光守には嫉妬する位だな」

優しくそう呟いた流星。

「光守も流星も歩夢も…
皆私にとって大切な存在だよ」

私がそう言えば流星は少し身体を離し
私の怪我した頬に優しく触れながら
唇にキスをした。