月と太陽

「流星…」

強く抱き締められてドキドキするが
何度も抱き締められている流星の腕に
安心もしていれば

「明日…またこっちに戻ってくるんだろ」

流星は静かにそう言った。

「うん…光守、体調があんまり良くないし、
せめて今は光守の学校の方に通って
卒業させてあげたいから」

「…その影守の思い、光守は知ってるのか」

「ううん。言ったら光守は絶対にまた
無理してでも学校に通おうと頑張って
体調が悪化するから。
光守には体調がちゃんと戻るまで、
安静にしてて貰いたいの」

「…影守の口から
先輩に別れを告げるんだろ?
それ光守に聞かされて、光守も心配してたけど俺も気が気じゃない。その先輩がもしかしたら影守の意思を無視して変な行動を取るんじゃないかと思ったら…俺は影守の思いとその行動に賛成出来ない」

「…」

流星は、どこまでも私と光守を想ってくれる。
だから心配にもなるし、
こうやってちゃんとした事も言ってくれる。

本当に、大事な愛しい存在だ。