月と太陽

水田先生と話が終わり

私が学校を出ようとすれば

「影守!」

流星が校門の前にいて
私はびっくりして駆け寄った。

「流星、どうして…」

私がそう聞けば

「光守から電話あったから。
今日、影守は元の学校に行ってるって…」

流星は心配そうに私の頬を触り

「影守、昨日休んでたし
電話にも出なかったから凄く心配しだった。
それに…まさか頬も怪我したとか聞いたら
とにかく今日顔が見たくて…
ごめん、学校まで来て」

流星は辛そうに謝ってきた。