月と太陽

その後私は、お母さんと共に1階へ下り
リビングで傷を手当てして貰った。

「…傷は深くはないけど、
顔だから残らないか心配だわ。
明日ちゃんと病院に行きましょう」

お母さんはそう言って
私の頬にガーゼを当てると

「…何があったの?」

と神妙な顔で聞いてきた。

「…」

私は何て答えるのが良いのか迷っていると
お母さんは思い詰めた顔をし

「…光守、もしかして心の病なのかしら」

そう呟いた。