月と太陽

「光守、落ち着いて…」

私がそう言った瞬間

「近付くなって言ってんだろ!!」

と大声を出したかと思えば
光守は傍に落ちていたガラスの破片…

きっと暴れてガラスの物を壊したのか
その大きな破片を私に向かって投げつけた。

私は咄嗟の事に避けきれず
その破片が頬に当たり、痛みが走った。

気づけばポタポタと血の雫が床に垂れていて…

「…光守、」

私が再び名前を呼べば
光守は私の顔を見てハッとし

「あ、俺…影守、今、何して、」

凄く青ざめて動揺していた。