月と太陽

「光守、どうしたの?」

私は咄嗟に中に入り、光守の傍に近寄って
肩に手を触れれば

「…っ、やめろっ、触るなよっ、」

光守は混乱しており
私から逃げようとベッドから下りようとする。

「光守、私だよ?影守!大丈夫だから」

私はそう言うが

「やめろっ、やめろっ…」

と混乱が治まらない光守。

その姿はまるでカラオケで裕太先輩に
行為をされた時の姿のようで…。

昨日までは元気に笑っていて
前に進もうと頑張っていたのに

…光守の情緒はやっぱり安定しない。
光守の心は男の子というだけでなく
何かもっと苦しい感情が支配している。