月と太陽

「いや…その、
それはまだやっぱ心の準備が出来てないし…」

私が小さくそう言えば

「…影守、また1人で何か不安になってんの?」

と流星に頬をさすられながら言われる。

「…不安とかじゃなくて、男の子って
こういう行為の時とか普段彼女とかそれ以外の女の子に対してどう思ってるのかなって…
私、初めてだし…ちゃんと流星を満足させられるのかなって…」

私が恥ずかしさの中でそう言えば
流星は動揺しながらも何とか口を開いた。

「…確かに女の子の下着姿を見て、何も思わない男はいないと思うけど、今俺が一番興奮して抱きたいって思うのは影守だけだよ」

「…それは
私が流星の彼女だから興奮するの?」

「…それはそうだろ。
好きな女の子の身体を見たいって
思わない男はいないし。
そりゃ…彼女がいない時はAVとか見て
男の欲求丸出しの頃もあったけど…
それは人それぞれだろ。
彼女だけで満足する奴もいれば
色んな女の子に手を出したい奴もいるし」

「…流星は私だけで満足しそうなの?」

「それはそうだろ。
今は影守の事しか抱きたいと思わない」

「…でも私、そんなに流星を満足させられるだけの身体じゃないよ」

「そう?今日触った感じだと影守、
凄くスタイル良いと思ったし、
影守の服の下はどうなってるのかなって思ったらめちゃめちゃ興奮したけど?」

「…」

「俺は影守しか抱きたいと思わない」

…じゃあ光守も、好きな子とか出来たら
他の女の子の身体を見ても何とも思わない
可能性もあるんだ…。

光守は女の子の身体にすぐ興奮する自分が
気持ち悪いとか言ってたけど…
それは男の人にとってはそれぞれだけど
普通の事でもあるんだ。

光守の悩みも解決できたようで
わたしがホッとしていると