月と太陽

流星は私を起き上がらせると
今度はぎゅっと抱き締めた。

…さっきまであんな事をしていたのに
今は純粋に抱き締められているだけの
この状況…

これで本当に良いのかな…。

「…流星、」

私が名前を呼べば「どうした?」
と優しく返事を返してくれる流星だったが

「…流星は、私以外の女の子の下着姿とか見ても興奮するの?」

私の質問に対し「はあっ!?」と
大きな声で驚いて私の顔を見た。

「…何となく気になって、」

私が小さな声で言えば
それに反して流星は焦ったように

「もしかして、俺が"今日はこれで十分"とか
言ったから不安になってんの?
我慢させてるとか思ってる?」

そう聞いてきた。

「…」

…私は"女の子の下着姿を見て興奮する"と
言っていた光守の事も気にかかるし…
確かに我慢させてるという罪悪感もあり
何となく質問しただけだったけど、
思わず黙っていれば

「…影守、まさか今になって
本当に俺に下着姿見せたくなった…
とかじゃないよね?」

と、まさかの勘違いをされ顔を赤くされた。