月と太陽

「…そういえば、
昨日流星は光守から今後の事…聞いた?」

私が昨日光守が私に言った事を
ふと思い出して言えば

「…何を?」

と不思議そうな顔をしており…。

「…光守、本当はやっぱり中退しようと思ってたみたいなんだけど…ちゃんと裕太先輩との事とか、歩夢とかにも自分の口から何も言わず
離れるのは違うと思うって考え直したみたいで…もうしばらく私と入れ替わって生活したいって言ったの」

「…そっか、まぁ…そうだよな。
光守は何だかんだで真面目だしな」

流星はその事を聞いてなかったみたいだったが

「…多分、光守は男の友達の俺には言えても
やっぱり心の中では異性にあたる歩夢には
凄く言い辛いだろうし…先輩にも何て言って良いかまだ分からないだろうから時間が必要だろうな…」

光守の事を深く理解し、そう言った。