月と太陽

私がそう思っていれば

「…てかさ、影守は何でそんなに急に
俺によそよそしい態度なワケ?」

と、流星に言われ…
思わず私が彼の顔を見れば
どこか不機嫌そうだった。

「…え、いやだって…
私は光守じゃないし、
ただ光守の身代わりをしてただけだから
本来はこういう風に話すのが普通じゃ…」

私がしどろもどろでそう言えば

「…好きにさせといて、
今さらそんな態度取られると
凄く傷付くんだけど。
それに俺の名前すら呼んでくれないし」 

「…え、」

「俺、昨日影守に告白したよね?
影守を抱き締めてキスまでしたじゃん。
それ、忘れた訳じゃないよね?」

…キス、って。

昨日の記憶が蘇り、思わず顔に熱が集まる。