月と太陽

「…光守から話聞いてるよ。
ちょっと場所移動しようか」

流星はそう言うと私の少し先を歩いた。

私もその背中を黙って着いて行く。

…これから何を言われるのか
はっきり言って凄く怖いけど、

光守は
"絶対大丈夫だから。俺はまだ顔合わせる勇気がないけど…流星と代わりに話しておいで"と
笑って送り出してくれた。

…そう。
光守は自分の事を流星に全て伝えたのだ。

光守が勇気を出して行動したのに
私が怖じ気付いてはいけない。

そう思いながら、
着いた先はオシャレなマンションの1室だった。