月と太陽

触れるだけの優しいキス。

流星は1回顔を離したが
私の真っ赤な顔を見て

「…光守、」

そう名前を呼びながら
どこか男の表情をした流星は
再び私と唇を合わせ、
今度は少し角度を変えながら
私の唇を味わうような大人のキスをしてきた。

「…ん、」

私が思わず声を漏らせば
流星はピタッと動きを止め、
そのまま名残惜しく唇を離したかと思えば

流星も顔を赤くしながら切なそうに
再びぎゅっと私の身体を抱き締めた。