月と太陽

…影守は、私を救いたいと
やっぱり思っててくれていたんだ。

ずっと荒んでいたあの時の私は
影守の私に対しての優しさを
ただの同情や哀れみだと思い込んでいた。

だから、心ない言葉で突き放して…
優しさが苦しいなんて言って影守を傷付けた。

影守は、本当の優しさで
幼い頃からずっと私を想ってくれていたのに。

…どうして私は一番大切な人を
突き放すような事をしたんだろう…。

心を閉ざしてしまった影守に
何て言えば、また元の関係に戻れるのだろう。