バスローブを羽織った主真は、そのまま沙月のいるキッチンに入ってくる。お風呂上がりは冷蔵庫にある外国産の弱炭酸水を飲むのが彼の習慣だ。
何時に帰ったにしろ、ほんの数時間しか経っていないはず。もう少しゆっくり寝ていたらいいのにと思うが、遠慮があり口にはできなかった。
「あ、ワカメの味噌汁」
不意に彼が言った。
鍋の中でワカメが泳いでいる。
「はい。好きですか?ワカメの味噌汁」
炭酸水を飲みながら彼はうなずいた。
「たまにね。すごく飲みたくなる」
なるほど、と沙月は心でうなずきつつも戸惑う。
(たまに? ってことは頻繁じゃないていいのかな)
一週間に一度? それともひと月に一度くらいかと沙月が悩む一方で、主真はカウンターに並べた鮭の西京焼きをテーブルに並べる。沙月がキュウリの浅漬けをカウンターに置くと、当然のように取り、それもテーブルに置く。
感情を表に出さないだけで、彼は彼なりに気を遣ってくれている。
何時に帰ったにしろ、ほんの数時間しか経っていないはず。もう少しゆっくり寝ていたらいいのにと思うが、遠慮があり口にはできなかった。
「あ、ワカメの味噌汁」
不意に彼が言った。
鍋の中でワカメが泳いでいる。
「はい。好きですか?ワカメの味噌汁」
炭酸水を飲みながら彼はうなずいた。
「たまにね。すごく飲みたくなる」
なるほど、と沙月は心でうなずきつつも戸惑う。
(たまに? ってことは頻繁じゃないていいのかな)
一週間に一度? それともひと月に一度くらいかと沙月が悩む一方で、主真はカウンターに並べた鮭の西京焼きをテーブルに並べる。沙月がキュウリの浅漬けをカウンターに置くと、当然のように取り、それもテーブルに置く。
感情を表に出さないだけで、彼は彼なりに気を遣ってくれている。



