「どうしたんですか?!七海さん?!」
騒ぎに気付き、違う看護士さんがやって来た。
「七海さん、落ち着いてください!」
わたしを落ち着かせようと、声掛けをしながら自分の髪を引っ張るわたしの腕を押さえる看護士さん。
すると、「どうしたんですか?!」と黒木先生もやって来て、わたしを落ち着かせようとする。
しかし、わたしのパニックは収まらず、涙が止まらない。
わたしは、居なくなればいいんだ、、、
わたしなんて、邪魔な存在なんだ、、、
そう思いながら、わたしは病室の床で泣き喚き続けた。
「瑠衣?!」
その声にわたしはハッとする。
「瑠衣、どうした?!大丈夫だよ、俺はここに居るよ。」
そう言いながら、わたしを包み込んでくれたのは、わたしの一番落ち着く声の持ち主である藍だった。
藍に包み込まれ、さっきの泣き喚いていたわたしが嘘のように涙が止まり、過呼吸になりつつあった呼吸も藍が背中を擦ってくれることによって落ち着いていく。
"俺はここに居るよ"
その言葉がわたしの心に響く。
わたしは藍の言葉、温もりで自分の気持ちに気付いた。
わたしには藍の存在が必要で、、、わたしは、藍のことが好きなのだ。



