恋するマリネ

次の日、アタシはどうしても決心がつかず…部屋の中で一人悩んでいると…変なことを考えてしまいそうで外へ出た。






家の近くをブラブラ歩いていると、いつの間にか例のファミレスの傍の公園に来ていた。





アタシはブランコに座り…空を見上げた。





ーーどうしたらいい…パパ…




ーーアタシ…解んないよ…




ーーこの子…誰の子…




ーーパパ…教えて…






その時…アタシを呼ぶ声がした。





「マリネ」




それはタクだった。





1年の頃から…アタシが困っている時は…何故かタクが現れる。