完全に見透かされているアタシ。 アタシってやっぱり解りやすいんかな ケンシローを見送り…家に帰り、ケンシローからの宿題をやって、ベッドに横になると、さすがに疲れたのかいつの間にか寝ていた。 翌朝、学校へ行くと…1時間目から…あのハリセンの授業で…しかも小テスト。 「嘘〜テストするんならするで言っといてよ」 と隣の光司が文句を言うと…文句も言わないアタシを見て 「何澄ましてんだ数学音痴のお前が余裕か」 「まあね…もう昔のアタシ…数学音痴のアタシからは卒業したの」