さっきからずっとたくのことを考えてる。
いや仕方ないか、、

5歳の時に引っ越した。
その頃の私は人見知りでずっとお母さんに引っ付いてた。
そんな私にいつも声をかけてくれてた男の子がいた。それがたくだった。
最初は全然喋れなかったけれどたくは毎日声をかけてくれていた。そのおかげで、半年もするとたくとは普通に喋れるようになり、いつも私のお母さんによくたくと喋っている時のあかりの顔はとても笑顔を言われていた。
小学生ぐらいの頃「私と喋っていて楽しい？」と聞いた時は「あかりのことが好きだから楽しいよ。」って言われてくれてドキドキしたのを覚えている。
私が初めて自分から声をかけた時のたくの笑顔は今でも覚えている。
その頃から私はたくのことが12年間好きだった。