ジトっとした空気が漂う雨の6月。 私たちはやっぱりあの場所で。 「私たちを出会わせてくれて、ありがとう。」 「唯葉は俺たちの、いっちばーん大事な人だよ。」 「唯葉ちゃん、ありがとね。」 みんなで語りかけるんだ。