私は2週間ぶりに目を覚ました。
最近は殆ど意識がなくて、たまに晴翔の声が聞こえてくるぐらいで。
久留須先輩もきっときてくれていて、お花が飾ってあった。
ん?メッセージカード?
「、、っ」
“唯葉へ
内緒にしててごめん。
言うべきだったと思う。でも、後悔してない。
きっと、唯葉に私はいらなかったと思う。
情けないお姉ちゃんでごめん。
唯葉を笑顔にしてあげれなくてごめんね。
ほんとうに、ごめんなさい。”
「ごめんばっかじゃん、、、」
お姉ちゃんが書いたごめんをこれ以上見たくなくて、
メッセージカードを裏返した。
「え、」
“私は唯葉が大好き。誰に何を言われても。
たとえそれが唯葉でも、
私が唯葉を好きなことは変わらない。
いつも、私を幸せにしてくれてありがとう。
晴翔を笑顔にしてくれてありがとう。
たくさんの愛をありがとう。
ほんとにほんとに、ありがとう。
愛してます。”
最後の一文を読む前に私の目は限界を迎えた。
ボロボロと溢れる涙。
止まらなくて、止められなくて。
ガラガラ、
「久留須さんっ。」
「どしたの。」
珍しく焦ったような顔をして、走ってきてくれた。
「はぁっ、ヒクッ」
私が泣き止むまでずっと久留須さんは背中をさすってくれていた。
きっとこういうところなんだとおもう。
お姉ちゃんが惹かれたのは。
「久留須さん。これ。」
私の病室のロッカーに、ひとつ、鍵のかかったドアがあった。
この鍵はいつも私が携帯していて、誰も触ることができなかった。
だから、私はここに手紙を入れた。
最後の最後まで、思い出の詰まったこの場所で死にたい。
そういう思いも含まれている。
「うん。ねぇ、唯葉ちゃん。」
ふわふわとした喋り方を久しぶりに聞いた。
「はい。」
「会わなくていいの?」
「いいんです。久留須さん?」
「ん?」
「お姉ちゃん、幸せにしてください。
もし、無理なら、幸せをずっと祈っていてあげてください。私にはできないから。」
「、、っ」
フィッと後ろを向いて、
ー泣いていた。
涙声で、
「ごめんね。泣くつもりじゃなかった。
でも、短い付き合いだけど、僕、唯葉ちゃんのこと大事に思ってたから。」
「わかってます。ありがとうございますね。」
私はここから目を覚ますことはなかった。
最後に話したのは、瀕死の状態。
最後に集中治療室で話した晴翔との会話だった。
最近は殆ど意識がなくて、たまに晴翔の声が聞こえてくるぐらいで。
久留須先輩もきっときてくれていて、お花が飾ってあった。
ん?メッセージカード?
「、、っ」
“唯葉へ
内緒にしててごめん。
言うべきだったと思う。でも、後悔してない。
きっと、唯葉に私はいらなかったと思う。
情けないお姉ちゃんでごめん。
唯葉を笑顔にしてあげれなくてごめんね。
ほんとうに、ごめんなさい。”
「ごめんばっかじゃん、、、」
お姉ちゃんが書いたごめんをこれ以上見たくなくて、
メッセージカードを裏返した。
「え、」
“私は唯葉が大好き。誰に何を言われても。
たとえそれが唯葉でも、
私が唯葉を好きなことは変わらない。
いつも、私を幸せにしてくれてありがとう。
晴翔を笑顔にしてくれてありがとう。
たくさんの愛をありがとう。
ほんとにほんとに、ありがとう。
愛してます。”
最後の一文を読む前に私の目は限界を迎えた。
ボロボロと溢れる涙。
止まらなくて、止められなくて。
ガラガラ、
「久留須さんっ。」
「どしたの。」
珍しく焦ったような顔をして、走ってきてくれた。
「はぁっ、ヒクッ」
私が泣き止むまでずっと久留須さんは背中をさすってくれていた。
きっとこういうところなんだとおもう。
お姉ちゃんが惹かれたのは。
「久留須さん。これ。」
私の病室のロッカーに、ひとつ、鍵のかかったドアがあった。
この鍵はいつも私が携帯していて、誰も触ることができなかった。
だから、私はここに手紙を入れた。
最後の最後まで、思い出の詰まったこの場所で死にたい。
そういう思いも含まれている。
「うん。ねぇ、唯葉ちゃん。」
ふわふわとした喋り方を久しぶりに聞いた。
「はい。」
「会わなくていいの?」
「いいんです。久留須さん?」
「ん?」
「お姉ちゃん、幸せにしてください。
もし、無理なら、幸せをずっと祈っていてあげてください。私にはできないから。」
「、、っ」
フィッと後ろを向いて、
ー泣いていた。
涙声で、
「ごめんね。泣くつもりじゃなかった。
でも、短い付き合いだけど、僕、唯葉ちゃんのこと大事に思ってたから。」
「わかってます。ありがとうございますね。」
私はここから目を覚ますことはなかった。
最後に話したのは、瀕死の状態。
最後に集中治療室で話した晴翔との会話だった。



