「なぁ唯葉?文化祭行けそう?」
「大丈夫だったよ。行こうかな。」
晴翔と行きたいなぁ。
そんなことなど言えない私は、ぼんやりと誤魔化す。
「一緒にまわろーな!」
恥ずかしいことを恥ずかしげもなく言えちゃう晴翔は尊敬しかないし、助けられてばかり。
「うん。」
「たのしもーな!」
お姉ちゃんとまた違う。
安心感のある明るさ。
私はそんな晴翔とずっと一緒にいたいと思ってる。
「ただいまぁー!!唯葉!あ!晴翔も!」
嵐のようなお姉ちゃんの登場。
「お久しぶり。唯葉ちゃん!」
大人しめの可愛い笑顔の久留須さん。
「お久しぶりです。久留須さん。
おかえり、お姉ちゃん。」
やっぱり、笑顔になれなくて。
そんな私が大っ嫌いで。
「唯葉ちゃんは西崎くんとまわるの?」
優しい包み込むような。晴翔の笑顔ともお姉ちゃんの笑顔とも違う。
少し、表情が和らいだ。
「えっと、、、」
「え!?唯葉!俺とまわってくんないの!?」
馬鹿正直な晴翔は、いつもの笑顔で答える。
「まわる。」
ポツッと恥ずかしいのを隠すみたいにちょっと下を向いて。
すると優しい久留須さんの笑顔と、
「やった!」
馬鹿正直な晴翔の声。
「なんか、置いてかれてるー!!」
お姉ちゃんの叫び声笑笑。
この日は少し表情が柔らかかった気がする。
「大丈夫だったよ。行こうかな。」
晴翔と行きたいなぁ。
そんなことなど言えない私は、ぼんやりと誤魔化す。
「一緒にまわろーな!」
恥ずかしいことを恥ずかしげもなく言えちゃう晴翔は尊敬しかないし、助けられてばかり。
「うん。」
「たのしもーな!」
お姉ちゃんとまた違う。
安心感のある明るさ。
私はそんな晴翔とずっと一緒にいたいと思ってる。
「ただいまぁー!!唯葉!あ!晴翔も!」
嵐のようなお姉ちゃんの登場。
「お久しぶり。唯葉ちゃん!」
大人しめの可愛い笑顔の久留須さん。
「お久しぶりです。久留須さん。
おかえり、お姉ちゃん。」
やっぱり、笑顔になれなくて。
そんな私が大っ嫌いで。
「唯葉ちゃんは西崎くんとまわるの?」
優しい包み込むような。晴翔の笑顔ともお姉ちゃんの笑顔とも違う。
少し、表情が和らいだ。
「えっと、、、」
「え!?唯葉!俺とまわってくんないの!?」
馬鹿正直な晴翔は、いつもの笑顔で答える。
「まわる。」
ポツッと恥ずかしいのを隠すみたいにちょっと下を向いて。
すると優しい久留須さんの笑顔と、
「やった!」
馬鹿正直な晴翔の声。
「なんか、置いてかれてるー!!」
お姉ちゃんの叫び声笑笑。
この日は少し表情が柔らかかった気がする。



