ある日の午後

りゅうが病室へやってきた。

母を見られたくなくて

私は急いで病室を出た。

いつかりゅうが言っていた。

りゅうの夢・・・

この町を出てデビューしたいと

 私はその夢が自分夢と重なって

そして

私の夢にもなっていた。