あっちゃんに 怒られたのは初めてで

忘れかけていた 

苦しみや 切なさが込み上げてきて

「べつに関係ないじゃん!

この前誘った時 断ったのは友美じゃん

だから1人で行ったの!何がいけないの?」

こんな事 言うつもりじゃなかったのに

私の口からは ひどい事ばかり出てくる

「なつ、ごめんね・・・これ・・・。」

友美は私の手に何かを渡し

走って帰って行った。

友美・・・。

あっちゃんが私に近づく・・・。

怒られる・・・

私はうつむいて目を閉じた。