帰るときは、毎日学校であったことなどを喋る。

「今日はね、同級生から告白されたんだ・・」

「え」
りゅうまが目を見開いた

「もちろん振ったよ、ごめんなさいって、」
そうすると、りゅうまが安心した顔になる。

「良かった」

「私はりゅうまのこと大好きだよ！」
よしよし、と頭を撫でる。

「俺も大好き」

「私、りゅうまの彼女になれて幸せだよ」
本当だよ、と言った。

「まさか、りゅうまが私の告白受け入れてくれるなんて思ってもいなかった」
私から告白して付き合ったのだ。