駆け寄って軽い体を起こす。 頬が日中よりも真っ赤に染まり、 唇は青白く、 じんわりと全身汗をかいて、 体は小刻みに震えていた。 「もう限界だろ…」 そう言うと、 再びうっすらと目を開けた。 「ぁ、君…」 「今日はもう帰って休め」 すみれが僅かに横に揺れる。 "NO"と首を振りたいのだろうが、 もはやそれもできていなかった。 こんなになるまで… 「お前が倒れたら、元も子もないんじゃないのか」 「…すまぬ…」