だが、やることなすこと度を越えている。
まあ、あの五十周年記念パーティー以上のことは早々できないだろうが。
とはいえ俺自身も、彩智に好意を持つまで、自分がこんな独占欲丸出しになるなんて思ってもみなかった。
他人の恋愛話を聞いても、「俺はこうはならない」と今までずっと思っていたはずなのに。
ただそれは、俺が恋愛を知らなかっただけだったんだ。
……陽介も、恋愛をすれば少しは変わるのだろうか?
なんと言ったか……アンリ? アイリ?
とにかく、最近アイツの周りをうろついている女がいるのは確かだ。
まあ、アイツは恋愛対象として見ていなさそうだが。
それを言うなら、女の方もそうか。
まあでも、少しでも彩智から離れるきっかけになればと思う。
それに、いろんなものを背負いすぎているアイツが心を許せる相手は、俺以外にもいた方が絶対にいい。
俺だって、陽介が幸せになることを心から望んでいるんだ。
そうでなければ、彩智が悲しむからな。
……もちろん、アイツの親友としても、それを望んでいる。
まあ、あの五十周年記念パーティー以上のことは早々できないだろうが。
とはいえ俺自身も、彩智に好意を持つまで、自分がこんな独占欲丸出しになるなんて思ってもみなかった。
他人の恋愛話を聞いても、「俺はこうはならない」と今までずっと思っていたはずなのに。
ただそれは、俺が恋愛を知らなかっただけだったんだ。
……陽介も、恋愛をすれば少しは変わるのだろうか?
なんと言ったか……アンリ? アイリ?
とにかく、最近アイツの周りをうろついている女がいるのは確かだ。
まあ、アイツは恋愛対象として見ていなさそうだが。
それを言うなら、女の方もそうか。
まあでも、少しでも彩智から離れるきっかけになればと思う。
それに、いろんなものを背負いすぎているアイツが心を許せる相手は、俺以外にもいた方が絶対にいい。
俺だって、陽介が幸せになることを心から望んでいるんだ。
そうでなければ、彩智が悲しむからな。
……もちろん、アイツの親友としても、それを望んでいる。



