「おはよ〜 やっぱり朝は寒いね」
と肩を震わせながら雪村さんはやってきた。
彼女が転校してきて2週間が経った。彼女はすっかりクラスに馴染んでいた。しかし、彼女がクラスの人達と仲良くなっても、登下校を一緒にしたり、昼ご飯を一緒に食べる関係は変わらなかった。
「仲良い女子たちと帰ったり、ご飯食べたりしないの?」
と聞いたこともあるが
「冬川くんといる方が楽しいから」
と言われなにも返せなかった。
学校に行く途中に突然、
「そういえば来週クリスマスだね。冬川くんは誰かと予定あるの?」
と彼女が聞いてきた。
「僕は毎年暇しているよ」
と寂しげに答えると
「なら一緒に梅田行かない?」
「え?」
突然過ぎて僕は固まってしまった。
「嫌?」
そんな僕を見かねて心配そうな顔で聞いてきた。
「嫌じゃないよ。嫌じゃないけど僕でいいの?」
「うん。冬川くんがいいの」
その言葉に心臓が激しく波打った。
「わかった。一緒に行こう」
ぼそっと答えると
「ほんと!?やったー」
とぱっと顔が明るくなり子どものようにで喜んでいた。
そんな会話をしているうちに教室につき、クリスマスの話は終わった。
さっきから止まない胸の高鳴りはなんなのだろう。僕は雪村さんのことが好きなのか?・・・
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と肩を震わせながら雪村さんはやってきた。
彼女が転校してきて2週間が経った。彼女はすっかりクラスに馴染んでいた。しかし、彼女がクラスの人達と仲良くなっても、登下校を一緒にしたり、昼ご飯を一緒に食べる関係は変わらなかった。
「仲良い女子たちと帰ったり、ご飯食べたりしないの?」
と聞いたこともあるが
「冬川くんといる方が楽しいから」
と言われなにも返せなかった。
学校に行く途中に突然、
「そういえば来週クリスマスだね。冬川くんは誰かと予定あるの?」
と彼女が聞いてきた。
「僕は毎年暇しているよ」
と寂しげに答えると
「なら一緒に梅田行かない?」
「え?」
突然過ぎて僕は固まってしまった。
「嫌?」
そんな僕を見かねて心配そうな顔で聞いてきた。
「嫌じゃないよ。嫌じゃないけど僕でいいの?」
「うん。冬川くんがいいの」
その言葉に心臓が激しく波打った。
「わかった。一緒に行こう」
ぼそっと答えると
「ほんと!?やったー」
とぱっと顔が明るくなり子どものようにで喜んでいた。
そんな会話をしているうちに教室につき、クリスマスの話は終わった。
さっきから止まない胸の高鳴りはなんなのだろう。僕は雪村さんのことが好きなのか?・・・
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