不思議少女と美青年

悠「うん。」
千「あっ…その…」
困った顔をした後変なことを言いだす。
千「私…気持ち悪いですよね…すみません…」
は?
悠「なんで?そんなわけないじゃん。凄いと思ったし、なんなら医者からすると羨ましい能力だなと思った。正直驚いたけどね笑でも、あの能力であのおばあさん救えたけど、今回の発作ってあのおばあさん助けた代償でしょ?違う?」
千「…なんで…わかるの…?」
やっぱりか…タイミングといい可能性で伝えただけなんだが…
悠「あんな能力でなんの代償もないわけないからなんとなくね。そっか。やっぱりか。」
千「うん…でも、誰にも言わないで…」
言うわけないだろ。言ったらどうなると思ってんだ。
悠「言っても信じてもらえないし、その能力見せようにも能力使ったら苦しむことになるでしょ?それに何より君自由なくなっちゃうよ。」
千咲ちゃんが不思議そうな顔になる。
千「自由なくなるって…?」
え。気づいてない?
悠「…気づいてないの?まじ?よく今まで生きてこれたね…考えてみなよ。そんな能力使える人なんて他にいないんだから、悪用されるかもしれないし、研究対象にされるかもしれない。」
千「…」
悠「今まで隠してきてて良かったよ。これからも他の人にバレないことと能力はもう使わないこと。僕と約束ね。」
千「うん…」
あとで、素直で偉いなと思い頭を自然と撫でたあとに、振り払われなくてよかったと思ったんだった。

2年前の出会った日を思い出して、懐かしく思う。
この2年でその子のことを知り、守ってあげたいと思った。研修医も終わり、上の先生から今年から主治医を任され、今ではよく俺に怒られている。無理ばっかりして、能力使わないって約束は破るし、世話が焼ける!
…あとで様子見に行こう。
しばらくして様子見に行くが寝ており、テーブルに水とメモが置いて仕事に戻る。
悠side Fin