兄のフリして中学生活なんて、波乱万丈すぎないですか!?

お父さんとお母さんが泣き崩れる。
私の目からも大粒の涙がこぼれ落ちる。
私たちは、声を上げて泣いた。
いつの間にか朝になっていて、黒須学園に戻る支度をしていると、看護師さんがやってきた。
「昨日の昼頃、和哉さんからかずらさんに渡してほしい、とお願いされまして。
中身は見てはいけないと言われていて、私も、先生も、お父さんも、お母さんも見てはいないのですが、受け取って頂けませんか?」
小さな封筒を渡された。
「ありがとうございます。」