「承知しました」
の命令に側近のテリーが返事をする。その意味は危険を及ぶものだった。
その頃。セレスティンは、無事にシャノンが住んでいる離宮に着いた。
部屋の中に入るとレンデルは、魔塔に行くため不在だったが、シャノンが代わりに迎えてくれた。
「お帰りなさい。キャサリン」
「シャノン様!? 起きていて大丈夫なんですか?」
「えぇ、今日は調子がいいのよ。それよりもどうだったの? 皇后とのお茶会は?」
いつもより元気が良さそうなシャノンだったが、皇后のお茶会のことが気になったようだ。だが、答えようにも……ここでは。
周りのメイド達が聞き耳を立てている。それに、皇后があまりにも恐ろしかったため、どう話したらいいのか分からない。
「あらあら、随分と緊張したのね? 顔色が真っ青よ。いいわ。ここだとなんだから、私の部屋で話を聞きましょう」
セレスティンの顔色と様子がおかしいことに気づいたシャノンは、自分の寝室で話すことを勧めてくれる。助かった。
そして寝室に行くと、誰も入らないように言ってくれて、二人で話をする。
セレスティンは、お茶会の様子の他に、皇后と皇帝の夫婦仲のことを聞いてみることにした。あのしつこさに、疑わしい言葉の数々。
どうも皇后が事件に関与している恐れがある。するとシャノンは口を開いた。
「陛下は、昔から女好きでね……あちらこちらの女性と噂が絶えなかったわ。そのせいで、皇后とはたびたび揉めていたの」
「そうなんですか!?」
「えぇ、私の時も大分揉めたらしいの。陛下が私を気に入って、強引に側室にするって進めてしまったから。そのせいで皇后には嫌われるだけではなく、嫌がらせもされたわ。息子の命の危機にもなりかねないと判断して、体が弱いのを理由に、ここに避難してきたの」
の命令に側近のテリーが返事をする。その意味は危険を及ぶものだった。
その頃。セレスティンは、無事にシャノンが住んでいる離宮に着いた。
部屋の中に入るとレンデルは、魔塔に行くため不在だったが、シャノンが代わりに迎えてくれた。
「お帰りなさい。キャサリン」
「シャノン様!? 起きていて大丈夫なんですか?」
「えぇ、今日は調子がいいのよ。それよりもどうだったの? 皇后とのお茶会は?」
いつもより元気が良さそうなシャノンだったが、皇后のお茶会のことが気になったようだ。だが、答えようにも……ここでは。
周りのメイド達が聞き耳を立てている。それに、皇后があまりにも恐ろしかったため、どう話したらいいのか分からない。
「あらあら、随分と緊張したのね? 顔色が真っ青よ。いいわ。ここだとなんだから、私の部屋で話を聞きましょう」
セレスティンの顔色と様子がおかしいことに気づいたシャノンは、自分の寝室で話すことを勧めてくれる。助かった。
そして寝室に行くと、誰も入らないように言ってくれて、二人で話をする。
セレスティンは、お茶会の様子の他に、皇后と皇帝の夫婦仲のことを聞いてみることにした。あのしつこさに、疑わしい言葉の数々。
どうも皇后が事件に関与している恐れがある。するとシャノンは口を開いた。
「陛下は、昔から女好きでね……あちらこちらの女性と噂が絶えなかったわ。そのせいで、皇后とはたびたび揉めていたの」
「そうなんですか!?」
「えぇ、私の時も大分揉めたらしいの。陛下が私を気に入って、強引に側室にするって進めてしまったから。そのせいで皇后には嫌われるだけではなく、嫌がらせもされたわ。息子の命の危機にもなりかねないと判断して、体が弱いのを理由に、ここに避難してきたの」



