噂が広まる一方でセレスティンは両親から実家に呼び出される。それが真実なのかと、どうしてそうなってしまったのか、原因を聞きたかったのだろう。
もちろん、セレスティンは否定する。しかし両親から言われた内容は、あまりにも酷かった。
「あなたにも落ち度があったんじゃないの?」
「未来の皇妃が聖女様に負けてどうする。もっと自覚を持って励みなさい」
セレスティンにも原因があるからと叱られる始末。
「ですが……」
「公爵令嬢が、こんな弱気だから殿下に愛想を尽かされるんだ。お前は、聖女様に比べて、人目をひくほど愛嬌や美人でもない。だったら、せめて殿下に好かれるように、もっと努力をするべきだ」
セレスティンがどんなに努力をしても、まだ足りないと言われる。
両親にまでカトリーヌと比較をされてしまい、セレスティンは余計に複雑な表情になるのだった。
しかし、それだけでは終わらなかった。皇宮に戻ると、今後は皇后に呼び出される。
庭でお茶をしていた皇后も噂を聞いたようで、セレスティンに呼びつけた早々に、小言を言われた。
「どうなっているの? 聖女がこの国に現れたのはいいことだけど、だからと言って、なぜウィルモットと噂になっているのよ?」
「も、申し訳ございません。私も……どうしてかは、さっぱりで」
「ちゃんとしなさい。これは、皇族の名誉に関わるわ。ああ、平民の聖女なんて……愛人として囲っておけばいいものを。あんな堂々とダンスまでして」
ブツブツと文句を言う皇后。
もちろん、セレスティンは否定する。しかし両親から言われた内容は、あまりにも酷かった。
「あなたにも落ち度があったんじゃないの?」
「未来の皇妃が聖女様に負けてどうする。もっと自覚を持って励みなさい」
セレスティンにも原因があるからと叱られる始末。
「ですが……」
「公爵令嬢が、こんな弱気だから殿下に愛想を尽かされるんだ。お前は、聖女様に比べて、人目をひくほど愛嬌や美人でもない。だったら、せめて殿下に好かれるように、もっと努力をするべきだ」
セレスティンがどんなに努力をしても、まだ足りないと言われる。
両親にまでカトリーヌと比較をされてしまい、セレスティンは余計に複雑な表情になるのだった。
しかし、それだけでは終わらなかった。皇宮に戻ると、今後は皇后に呼び出される。
庭でお茶をしていた皇后も噂を聞いたようで、セレスティンに呼びつけた早々に、小言を言われた。
「どうなっているの? 聖女がこの国に現れたのはいいことだけど、だからと言って、なぜウィルモットと噂になっているのよ?」
「も、申し訳ございません。私も……どうしてかは、さっぱりで」
「ちゃんとしなさい。これは、皇族の名誉に関わるわ。ああ、平民の聖女なんて……愛人として囲っておけばいいものを。あんな堂々とダンスまでして」
ブツブツと文句を言う皇后。



