しかし、それを喜ぶ人物が1人だけ居た。ミライダだ。
自室で今回のことを聞いたミライダは、高笑いしながら赤ワインを飲んでいた。
「上手くいったみたいね。本当に馬鹿な子ばかりで助かるわ」
まるでそうなることを願っていたかのように。
そして、そんな母親をこっそりと見ていたのはレオネルだった。何か言いたげにグッとズボンを握り締める。
ミライダは、そんな息子の姿を気にすることはなかった。
その後。今回の件はアシュリーの耳にも入ってしまったようで「もうダメだわ」と言い、ベッドの上で泣き崩れてしまった。
「大丈夫ですよ。ちゃんと話せば、きっと分かってくれます」
「でも……違うと証明が出来ないわ。これだけ騒ぎになったら……エリアス様から婚約破棄されるかもしれない」
セレスティンの言葉よりも婚約破棄されたら、どうしようと頭を抱え込むアシュリー。自暴自棄になってしまっている。
このままでは部屋から出て来られなくなると思い、セレスティンは必死に励ましていると誰かがドアをノックしてきた。
「はい、どうぞ」
代わりにセレスティンが返事をすると、入ってきたのはエリアスとメリッサだった。後ろにはレンデルの姿も。
よりにもよって、こんな日にどうして2人でシュリーに会いに来るのだろうか?
非常識だとセレスティンがムッと怒っていると、エリアスが先に、
「アシュリー。もう一度きちんと話し合おう」
と、訴えかけてきた。
「何を……ですか? 私がオスカー様と浮気をしいているってことですか? でも、私はそんなことはしておりません。全部誤解なんです」
自室で今回のことを聞いたミライダは、高笑いしながら赤ワインを飲んでいた。
「上手くいったみたいね。本当に馬鹿な子ばかりで助かるわ」
まるでそうなることを願っていたかのように。
そして、そんな母親をこっそりと見ていたのはレオネルだった。何か言いたげにグッとズボンを握り締める。
ミライダは、そんな息子の姿を気にすることはなかった。
その後。今回の件はアシュリーの耳にも入ってしまったようで「もうダメだわ」と言い、ベッドの上で泣き崩れてしまった。
「大丈夫ですよ。ちゃんと話せば、きっと分かってくれます」
「でも……違うと証明が出来ないわ。これだけ騒ぎになったら……エリアス様から婚約破棄されるかもしれない」
セレスティンの言葉よりも婚約破棄されたら、どうしようと頭を抱え込むアシュリー。自暴自棄になってしまっている。
このままでは部屋から出て来られなくなると思い、セレスティンは必死に励ましていると誰かがドアをノックしてきた。
「はい、どうぞ」
代わりにセレスティンが返事をすると、入ってきたのはエリアスとメリッサだった。後ろにはレンデルの姿も。
よりにもよって、こんな日にどうして2人でシュリーに会いに来るのだろうか?
非常識だとセレスティンがムッと怒っていると、エリアスが先に、
「アシュリー。もう一度きちんと話し合おう」
と、訴えかけてきた。
「何を……ですか? 私がオスカー様と浮気をしいているってことですか? でも、私はそんなことはしておりません。全部誤解なんです」



