どうやらこの2人が王弟夫婦みたいだ。オスカーは騎士団長だけではなく、公爵の爵位をもらっているようだ。
金色の短髪でキリッとした目元をしていて男らしい。どことなく兄であるエリアスの面影があるので兄弟だと言われても納得だ。
逆にオスカーの妻であるミリア公爵夫人は、燃えるような赤色の髪が特徴的な美女。
目元もつり目で意志の強さが出ている。するとミリアはアシュリーに対してギロッと悩みつけてくる。
「あら、そこに居るのはアシュリー公爵令嬢様ではないですか。彼女は、まだ皇妃ではありませんよね? そんな皇妃の席に座らせてよろしいのですの?」
まるで、その席に座るのは場違いと言わんばかりにそう言ってくる。
「えっ? ああ……私から頼んだんだ。婚約者だからね」
エリアスは、さりげなくフォローするが、ミリアはクスッと笑う。
「そうなんですか? 私はてっきり、まだ式も挙げていないみたいですし、皇妃にするつもりはないのかと思いましたわ。陛下はお優しいから、突き放すことが出来ないのかと」
言葉の1つ1つに棘のある言い方をするミリア。まるでアシュリーは、皇妃に向いていないと言わんばかりに。
(この2人は仲が悪いのかしら?)
特に彼女はアシュリーのことを良く思っていない様子に見える。
「ミリアよさないか!? 他国の皇帝までお見えになっているんだぞ」
「あらあら、随分とアシュリー公爵令嬢様にはお優しいのね? アシュリー公爵令嬢様が羨ましいわ。いろんな男が優しくしてくれるんですもの」
随分と皮肉を込めた言い返し方をしてくるミリア。自分の敵かのように。
まるでアシュリーが男たらしのように聞こえてしまう。アシュリーは何も言い返せず黙って下を向いてしまった。周りもそれを聞いてざわめき出す。
これではまずい。少しでも話の流れを変えないと。
金色の短髪でキリッとした目元をしていて男らしい。どことなく兄であるエリアスの面影があるので兄弟だと言われても納得だ。
逆にオスカーの妻であるミリア公爵夫人は、燃えるような赤色の髪が特徴的な美女。
目元もつり目で意志の強さが出ている。するとミリアはアシュリーに対してギロッと悩みつけてくる。
「あら、そこに居るのはアシュリー公爵令嬢様ではないですか。彼女は、まだ皇妃ではありませんよね? そんな皇妃の席に座らせてよろしいのですの?」
まるで、その席に座るのは場違いと言わんばかりにそう言ってくる。
「えっ? ああ……私から頼んだんだ。婚約者だからね」
エリアスは、さりげなくフォローするが、ミリアはクスッと笑う。
「そうなんですか? 私はてっきり、まだ式も挙げていないみたいですし、皇妃にするつもりはないのかと思いましたわ。陛下はお優しいから、突き放すことが出来ないのかと」
言葉の1つ1つに棘のある言い方をするミリア。まるでアシュリーは、皇妃に向いていないと言わんばかりに。
(この2人は仲が悪いのかしら?)
特に彼女はアシュリーのことを良く思っていない様子に見える。
「ミリアよさないか!? 他国の皇帝までお見えになっているんだぞ」
「あらあら、随分とアシュリー公爵令嬢様にはお優しいのね? アシュリー公爵令嬢様が羨ましいわ。いろんな男が優しくしてくれるんですもの」
随分と皮肉を込めた言い返し方をしてくるミリア。自分の敵かのように。
まるでアシュリーが男たらしのように聞こえてしまう。アシュリーは何も言い返せず黙って下を向いてしまった。周りもそれを聞いてざわめき出す。
これではまずい。少しでも話の流れを変えないと。



