青い月は、春を待つ。


そして、次にわたしは杉井課長のところへ行き、「わたしが居ない間のフォロー、ありがとうございました。」と言った。

杉井課長は、「俺は大したことしてないよ。それより、おかえり。」と言ってくれた。

"おかえり"

その言葉が嬉しくて、笑みが溢れる。

わたしは「ただいま。」と答えると、最後に自分の班の目の前に立った。

「半年間、ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。今日から復帰します。またよろしくお願いします。」

わたしがそう言うと、田んぼ三姉妹は面白くなさそうな表情をしていた。

「理来さ、んじゃなくて、春瀬課長。おかえりなさい!」
「おかえりなさい。」

そう言ってくれたのは、青倉くんと見浦さんだった。

わたしは2人に対して「ただいま。」と答えると、自分のデスクについた。

久しぶりの自分のデスク。

今日からまた仕事が出来るんだ。

そう思うと嬉しかった。

すると、横から「初日からあまり飛ばし過ぎるなよ〜。」と杉井課長の言葉が飛んできた。

わたしは「はい、分かってます。」と言いつつ、またここに戻って来られた喜びでいっぱいだった。