焦げ臭いって言ったくせに。
歯が折れそうなくらい硬いって言ったくせに。
悪魔のくせに。
あたしの手作りチョコレートは空っぽ。
あたしの「呪い」を全部食べ切った悪魔は、首を左右に揺らしてポキポキ鳴らしながらスガ先輩が消えた方向へと視線を向ける。
「なあ」
「うん?」
「お前、ひとりでも大丈夫か?」
「へ?」
「俺、今から用事あんだよ。スガ戻って来るまでひとりで大丈夫か?」
「あ……うん」
あたしの返事に悪魔は「悪いな」と小さく笑って、
歯が折れそうなくらい硬いって言ったくせに。
悪魔のくせに。
あたしの手作りチョコレートは空っぽ。
あたしの「呪い」を全部食べ切った悪魔は、首を左右に揺らしてポキポキ鳴らしながらスガ先輩が消えた方向へと視線を向ける。
「なあ」
「うん?」
「お前、ひとりでも大丈夫か?」
「へ?」
「俺、今から用事あんだよ。スガ戻って来るまでひとりで大丈夫か?」
「あ……うん」
あたしの返事に悪魔は「悪いな」と小さく笑って、


