「あの」
「ん?」
意味もなく話し掛けたあたしの頭から、載せられてた手が離れていく。
それを寂しく思った直後、駐車場に軽快な音が響き渡り、
「あっ、俺だ。ちょっと向こうで話してきます」
音を立てた原因のスマホ画面を見たスガ先輩は足早にその場を離れ、必然的にあたしと悪魔はふたりきりになってしまった。
相当電話の内容を聞かれたくないのか、スガ先輩はドンドン遠くに離れていく。
いつしかその姿は豆粒ほどの大きさになって、スッと夜の闇に消えた――ように見えただけで、実際は角を曲がったらしかった。
「で、何?」
「え!?」
スガ先輩が消えた方をボーッと見ていたあたしは、突然悪魔にされた質問に驚き顔を向けた。
「ん?」
意味もなく話し掛けたあたしの頭から、載せられてた手が離れていく。
それを寂しく思った直後、駐車場に軽快な音が響き渡り、
「あっ、俺だ。ちょっと向こうで話してきます」
音を立てた原因のスマホ画面を見たスガ先輩は足早にその場を離れ、必然的にあたしと悪魔はふたりきりになってしまった。
相当電話の内容を聞かれたくないのか、スガ先輩はドンドン遠くに離れていく。
いつしかその姿は豆粒ほどの大きさになって、スッと夜の闇に消えた――ように見えただけで、実際は角を曲がったらしかった。
「で、何?」
「え!?」
スガ先輩が消えた方をボーッと見ていたあたしは、突然悪魔にされた質問に驚き顔を向けた。


