Devilの教え

「う、うん。アスマの家」

「アスマさんの家ってあれだぞ!? あそこだぞ!?」

「うん。お寺」

「マジかよ!?」

「マジ」

「マジで行ったのか!?」

「うん。マジで行って泊まった」

「……そうか」

「うん。って、スガ先輩どうしたの?」

 急に勢いを失くしたスガ先輩は、まるで憐れんだような目であたしを見つめ、


「スズ……可哀想にな」

「え!?」

 両眉をこれでもかってくらいに垂れさせて、何故か肩をポンッと叩いてくる。