Devilの教え

 物凄い早さで、あたしが言い終わったと同時にばっさりと「断る」って言い切ったアスマは、


「じゃあな」

 あろう事か本当にあたしを見捨てて歩き出す。


「アス、アスマ待って!」

 必死にアスマの後をついて行くあたしに、


「待たねえ」

 振り返りもしないでアスマはさっさと歩いていく。


「ひ、一晩でいいから!」

「無理」

「だ、だって他に行くとこなくて——」

「『巣穴』行けよ、『巣穴』」

「…………」