Devilの教え

「…………」

「…………」

「言えよ」

「……うん」

「…………」

「…………」

「言わねえのかよ」

「…………」

「話す気ねえなら、俺はもう――」

「ぜ、絶対誰にも言わないでね!?」

 通りの方へと歩き出そうとしたアスマの腕を掴んで見上げたあたしに、


「『絶対』なんて約束はしねえ」

 アスマはあっさりとそう拒否した。