でも通話を切る直前、『電話誰から!?』って言った女の声が刺々しかった事を思うと、穏やかに終わる事はなさそうだった。
“元”彼氏に言われた通り、ロータリーを南へ向かい、あたしは明確な場所が分からないまま、アスマの元へと夢中で走った。
――アスマに会いたい。
あたしの頭の中にはそれしかなくて、たった一度だけスガ先輩に連れてってもらったあの場所を必死に探した。
大きな通りから入ったはずだと、とにかく大きな通りを探して、あの時見た記憶を思い出そうと一生懸命頭を働かせる。
それでも、一度きりしか行った事のない場所に辿り着ける訳もなく、どこだか分からない場所で右往左往する羽目になり、
「……ここは……?」
散々走り回って息も切れて、見知らぬ場所に立ったあたしは、ようやくそこで我に返った。
“元”彼氏に言われた通り、ロータリーを南へ向かい、あたしは明確な場所が分からないまま、アスマの元へと夢中で走った。
――アスマに会いたい。
あたしの頭の中にはそれしかなくて、たった一度だけスガ先輩に連れてってもらったあの場所を必死に探した。
大きな通りから入ったはずだと、とにかく大きな通りを探して、あの時見た記憶を思い出そうと一生懸命頭を働かせる。
それでも、一度きりしか行った事のない場所に辿り着ける訳もなく、どこだか分からない場所で右往左往する羽目になり、
「……ここは……?」
散々走り回って息も切れて、見知らぬ場所に立ったあたしは、ようやくそこで我に返った。


