「ま、まあ、あれだ! アスマさんとそうやって親しくしてるだけでもすげえよ!」
“元”彼氏の明らかに気を遣ったその言葉に、惨めさが最高潮になって泣きそうになった。
――スガ先輩がアスマの住んでる場所を教えてくれてれば、こんな事にはならなかったのに!
なんて、恨みの矛先をスガ先輩に向けたところで現状は回避出来ず、もう二度とこの顔は上げられないんじゃないだろうかって思いながら、足元を見つめてたあたしは「……うん」と、か細い声を出し掛けた。
けど。
そんなあたしの声を遮ったのは、誰でもない隣にいる悪魔で、
「付き合ってんだよ」
聞いただけで口許に嫌な笑いを作ってるって分かる声が聞こえた。
「へ?」
素っ頓狂な声でそう聞き返したのは、あたしじゃなく“元”彼氏。
“元”彼氏の明らかに気を遣ったその言葉に、惨めさが最高潮になって泣きそうになった。
――スガ先輩がアスマの住んでる場所を教えてくれてれば、こんな事にはならなかったのに!
なんて、恨みの矛先をスガ先輩に向けたところで現状は回避出来ず、もう二度とこの顔は上げられないんじゃないだろうかって思いながら、足元を見つめてたあたしは「……うん」と、か細い声を出し掛けた。
けど。
そんなあたしの声を遮ったのは、誰でもない隣にいる悪魔で、
「付き合ってんだよ」
聞いただけで口許に嫌な笑いを作ってるって分かる声が聞こえた。
「へ?」
素っ頓狂な声でそう聞き返したのは、あたしじゃなく“元”彼氏。


