やばい、めっちゃ緊張する! 2人で下校するのは初めてじゃないし、こうやって並んで歩くのもあいつが彼女いるときは控えるけど、あたし達の間では別に普通だ。 でも今日はいつも以上に意識しまくってて、あたしの頭は真っ白。 なんも考えられない! 「ってかおまえがいなくなるなんて全然想像つかねぇよ。マジかよー。ありえねぇ。」 あいつが軽いノリで言うけど、あたしはもう頭ん中「告白」の2文字しかなくてそれどころじゃない。 「うん」 そう答えるのがやっとだ。