「アンナは俺のこと好き?」 あたしの肩にうずめてた顔をあげて、少し上目ずかいであたしを見てザックが言った。 あたしの心臓が今までにない音とスピードで動きだす。 いくら酔ってるからってこれは反則でしょっ! こんなん誰だって「うん」って言っちゃうって。 あたしの頭が真っ白になって、自分の心臓の音しか聞こえなくて、あたしは声が出せずにいた。 と、その次の瞬間、ザックの顔があたしに近づく。 え、え、えぇ!!?